笹団子Story

笹団子といえば、米どころ越後が生んだ名産品です。 新潟県の土産菓子といえば「笹だんご」として知られ、県内の主要駅・道の駅・パーキングエリア・サービスエリアなどで販売されているほか、全国各地・今や海外にも送り出されている、新潟県民にとっては親しみのある菓子であり、新潟の食文化を作ってきた一つの財産でもあります。

笹団子はこの土地の「伝統食」です。この意味とは、その土地の産物を伝統ある製法で調理したもので いわば、毎日の食生活の糧です。つまり、その家のお惣菜であり、「家庭食」であります。 それは、祖母から母へ、母から娘へ、連綿と受け継がれてきたものであったのです。

かつて、笹団子は、新潟のほとんどの家庭で作られていました。 各家庭によって粉の配分、入れる物、味、蒸し方などそれぞれでした。 県内で笹だんごを製造・販売している業者は、300軒以上。売り上げ規模で50億円市場です。

新潟には沢山の誇れるものがあります。山の幸、海の幸、川の幸どれをとっても他県と比べても 引けを取りません。 ここまで笹団子が新潟の名産品として皆様に賞味され、必要とされてきたという事実は、とても偉大なものだと思います。

当社はこの伝統ある笹団子を昔ながらの製法で一つ一つ熟練された技術によって丁寧に仕上げております。 皆様に当社の笹団子を知っていただき、少しでもお役に立てれば幸いです。

※以下の文献や資料を一部転載し、参考資料とさせていただきました。

・小林 瑠美子「ふるさと季節の味」新潟日報事業者
・本間 伸夫 「日本の食文化⑤甲信越」農文協
・本間 伸夫 「聞き書 新潟の食事」日本の食生活全集
・田口 洋美 「日本の郷土料理6北陸」 (株)ぎょうせい
・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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